INTERVIEW

社員インタビュー

※所属部署・役職など、記事の内容は取材時点(2022.7月末)のものです
※本記事では会社名を「S+」、プロダクト名を『SPIDERPLUS』と表記をしております。

現在の仕事内容を教えてください。

『SPIDERPLUS』のプロダクトリニューアル案件を手がけています。サーバーサイド(Ruby on Rails)・フロントエンド(Nuxt.js)双方の開発に携わるほか、チーム内でのコードレビュー・メンバーのフォローなどを担当しています。
直近では、プロダクトのパフォーマンスを向上させる施策の調査をしていました。その傍ら、Dockerで構築している開発環境のメンテナンス、開発効率向上のためにGitHub Actionsを用いてのワークフロー作成なども行っています。

小川さんは、新卒でWeb開発会社に入社されたんですよね。そもそも、なぜエンジニアになろうと思ったのですか?

もともとインターネット上のコンテンツに触れるのが好きで、仕事でも関われたら楽しそうと思ったからです。なので、最初はわりと軽い気持ちでエンジニアの仕事に就きました。ですが、実際に仕事をしてみたら、楽しくてどんどんのめり込んでいったんです。
原体験になっているのが、1社目で入社直後にWeb制作の案件に入らせてもらったときのこと。そこで、バナーをサイトに追加する作業を任されました。今思えば、本当にちょっとした作業ではあったのですが「自分がWeb上に加えた変更が全世界に公開されている」という感覚に、たまらなく面白さを覚えたんです。

小川 直樹

1社目で楽しく仕事をしていた中で、なぜS+に転職を決めたのでしょうか?

今まで触れたことのない、新しい技術領域に飛び込みたいと思ったからです。前職ではWebサイトのコーディングから自社システム開発までフロントエンド・サーバーサイド問わず経験してきて、プログラミング言語としてはPHPを長く使用していました。世の中で日々いろいろな最新技術が生まれる中、異なる環境でもチャレンジしてみたかったんです。
S+との初めての面談をしたときに「『SPIDERPLUS』を導入したことで、お客様である建設会社の1日あたりの業務効率が2.5時間分も改善した」という話を聞き、そのインパクトの大きさに興味を持ちました。
また、オファー面談で取締役の川合さんから「『SPIDERPLUS』のユーザー様も、IT領域ではないけれど第一線のエンジニアの方々。私たちと同じく、技術と向き合っている方々なんだよ」とお聞きして、ここでぜひ技術を磨いていきたいと思い、入社しました。

S+でエンジニアとして働く面白さは、どういった点にありますか?

プロダクト内で、一つの図面に多種かつ大量のデータを保持する点が大変であり、面白くもありますね。それぞれのデータを取り出すために必要なロジックがそれぞれ異なるので、そのままではユーザー側の表示速度が遅くなってしまいます。
大規模な建設現場を担当するお客様だと、1つの図面上に千単位の写真を載せるケースもあるので、エンジニアとして腕の見せ所だと感じます。
また、他のエンジニアメンバーから日々たくさんのことを学べる環境が刺激的です。他の人が実装した機能を見て、「こんなことができるんだ」という気づきを得られています。

チーム内の雰囲気はどうですか?

エンジニアチームは現在、ほぼフルリモートで開発を進めているのですが、非常にコミュニケーションが取りやすいと感じています。Slackのやり取りが活発で、技術関連の雑談チャンネルや各々の作業進捗や気づきをつぶやく個人のtimesチャンネルなどを通じて、ちょっとした気づきや自分の作業進捗をシェアし合っています。
質問があればエンジニアが全員参加している全体チャンネルに投げるのが基本ですが、周りの人が自分のtimesチャンネルのつぶやきを拾ってくれて、ちょっとした困りごとが解決する場面もあります。
文字ベースだと伝わりにくい時などは気軽にGoogle MeetやSlackのハドルミーティングを活用できるので、リモートでも孤立しているような感覚はほとんどありません。
また、定例会議や1on1の場で「新たな取り組みや改善活動をしてみたい」と手を挙げればチャレンジさせてもらいやすい環境だとも思います。業務に活かせるなら、有料カンファレンスの参加費を補助してもらえることもあります。すごく理解をしてもらえているなと感じますね。

小川さんからチームに提案をして取り組んだ事例があれば、ぜひ教えてください。

GitHub Actionsを用いて、データベースドキュメントを自動更新するワークフローを構築しました。システム開発の際はドキュメントの作成が欠かせませんが、開発と並行してどんどん更新しなければいけない点が結構な手間です。そこで、ドキュメントを自動更新できるような仕組みを整えました。もともとGitHub Actionsは一部で利用していたのですが「こうしたらもっと便利になるのでは?」と提案して、勉強会を行ったりもしています。

小川 直樹

日々ナレッジを共有し、学び合っているエンジニアチームの雰囲気がうかがえます。小川さんはその中でもメンバーから「最新技術や情報のキャッチアップがすごい!」と言われているそうですが、そのモチベーションはどこから来るのでしょうか……!?

シンプルに、新しいことに対して「面白そう」と感じるタイプなんですよね。「この技術を業務に取り入れたら便利なのでは?」と、ついつい触って確かめてみたくなります。また何より、自分や周りの人が困っている際に、不便を取り除いて面倒ごとを解決できたときが一番楽しいと感じるんです。
少し話が変わりますが、私の尊敬するエンジニアが紹介してくれたとある言葉がすごく好きで、それは「手を動かした者だけが世界を変える」というもの。この言葉は、私の大切な仕事観にもなっています。自分がコードを書くことで、何かしら課題解決ができるというのは、エンジニアならではの面白さではないでしょうか。より良い課題解決のために、自然に学びたいと思えるんです。

最後に、今後の抱負を聞かせてください!

『SPIDERPLUS』は、プロダクトとしての歴史も積み重なってきて、複雑性も上がってきています。また、私たちのチームではシステムのリニューアルを進めていますが、そもそもシステムは作り始めたそばから少しずつ複雑性を抱えていくもの。

今いるメンバーにとっても、新しく参画してくれる人にとっても、複雑性を少しずつ解きほぐしていき、開発しやすい環境を整えていきたいと思います。

私自身は特別大きな目標を持っているわけではありませんが、小さな改善を重ねながら、どんなシステム上の課題も解決できるプロフェッショナルを目指したいですね。

現在、リニューアルWebチームでは、主にRuby on RailsやNuxt.js(Vue.js)、PHPを用いて開発していますが、個人的にはSymfonyやNext.js(React)など他のフレームワークも試してみたいと考えています。同時に、そういった特定のフレームワーク・ライブラリにとらわれない汎用的な設計手法なども身に着けたいと考えていて、新たな技術や手法への興味は尽きないですね。身につけた知識を、S+にもどんどん還元できたらと思います

小川さん、ありがとうございました!

当社では「S+に興味を持っているけど転職活動への一歩が踏み出せない」「エントリーするか悩んでいる」という方にも、選考なしの個人会社説明会としてカジュアル面談を実施しております。
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